アマミネブト

産地 鹿児島県 大島郡(奄美大島) 龍郷町

累代 F2

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アマミネブトは、奄美大島、加計呂麻島、請島(!)、与路島、徳之島に生息する日本最大のネブトクワガタです。野外ギネスは36.3mm、飼育レコードは37.0mmと意味わからないサイズになっております笑
飼育下ではほぼ変わらないサイズになると思われるオキノエラブネブトの野外ギネスは33.2mmですがやはりアマミネブトは採集量が多いのでしょうか。
徳之島産の物のほうが内歯の発達が良いとか(ビークワ12号より)。徳之島の個体はかなりの激レアで自分も見たことありませんがきっとヤフオクに出品されたらすごい値段になると思われます…

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この個体の産地は奄美大島の龍郷町と言うところですが北部に位置している町なんですね。


【2020.6.上】
さて、我が家の血統の種親は知り合いのK氏より貴重な幼虫採集個体を頂いたものです。F1の最大サイズは28ミリと散々なもので写真も残っておりませんが今年はかなり良サイズの物が羽化してきました。

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2代目で餌なれしたのか?なかなか良いサイズです。
そしてびっくりしたのがこいつ!

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35mmオーバー!ヒラタ並の分厚いのが羽化してきました!!1つの目標として国産ネブトの35mmupを掲げておりましたがアマミネブトで達成することが出来ました。実はアマミネブトはマットがオレンジになるくらいびちょびちょに加水してしまいこれは失敗した…と思っていたのですがこのサイズのものが羽化してきたので意外と間違っていなかったんですね💦
今年は私のいつも通りの水分量と水分多めの2パターンで飼育してみたいと思います。

【2020.9.17】

昨日に続き今日はアマミネブトを割り出しました。
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種親は35.3mmの♂と22mm前後の♀3匹です。
こちらもトカラネブトと同様1週間プリカでペアリングした後メスだけ散乱セットに投入。産卵セットもまったくトカラネブトと同じです。

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割り出し時、メスがまだ生きていたので卵もかなりありました。大抵は1ヶ月半も経つとメスは死んでボロボロになっているのですが頑張りましたね。まぁそんなに頑張らなくても良いんですが…笑
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割り出した幼虫はこちらの2つの500ccクリアボトルに投入。肩がないタイプの方がマット交換の時にスルッと取り出せるので楽なため、そのうち全部肩無しタイプにしたいですね。
マットとフタの隙間が空いていると乾燥しやすいイメージがあるのでギリギリまでマットを詰めた方が良いかもしれません。1ボトルに4匹ずつ、計60匹を投入し残りはまとめて800ccのボトルに投げ込みました。アマミネブトも100くらいは取れてそうなのでだいぶ余りが出てしまいました。

【2020.12.17】マット交換

ネブトの連続マット交換もこのアマミで第1陣が終了です。

アマミも例に漏れずまぁ〜〜死にまして笑
と言うのもオキノエラブの記事で書いた肩無しボトルをかなり使用したんですよね。
一軍の60匹のうち生き残りは15頭程になってしまったのでタコ飼いボトルからもかき集めたんですが、産卵セットのマットのまま放置したからかそっちもだいぶ減っており5頭のみの追加になりました(白目)

なんとか20匹は確保出来たので途絶えることは無いと思いますが今年の35.3ミリを超えられるかはかなり厳しい戦いになりそうです涙

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最大は2.39gとなかなか悪くないサイズかと思いますので羽化してくる♂は全て35upを目指したいですね。

500ccのボトルにメスは7匹ほど、オスは2匹ずつ投入しました。オキノエラブと同じく水分やや多めです。去年は所々マットがオレンジになるようなボトルからでかいのが出たので期待…はせずに待ちたいと思います。

【2021.06~】自力脱出

アマミネブト、今年は去年の35ミリアップを超えるどころか、累代の危機になっております………

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最大 28.6ミリ 最小 24.7ミリ 平均 25.5ミリww

数字を出すのも恥ずかしいんですけど、ついでにメスが1メスしか羽化しませんでした。この血統は本当に本当に絶やせないので…1メスでなんとか凌ぐしかありません……

去年と飼育方法は変わらないんですがなんでこんなに小さくなったのかはもうよく分かりません。今年は飼育方法を変えようかなとは思います。
ネブト難しいなぁー。もうこれしか言ってないなぁー。
モチベ下がりますねぇ〜…。